マクロレンズをマニュアル・手持ちで撮影出来たと言う話。
おはようございます、管理人のTomoです。今日は写真撮影の話をしたいと思います。
僕は街角と花の撮影が好きなのですが、花と言うと接写=マクロ撮影がしたくなります。マクロ撮影は被写体に限りなく近づくのでちょっとしたブレがかなり影響します。僕の場合は、脳梗塞後の麻痺がある為、なかなか微妙な動きが出来ないのでかなり難しい撮影となります。三脚使って、オートフォーカスならなんとかできるかもしれないでのすが、今使っている富士フィルムのカメラ用のマクロレンズや望遠レンズは持っていなくて、あるのはTAMRONの15年以上前の旧式のNIKONマウント用のレンズと同じくTAMRONの入門用望遠ズームのNIKONマウントのみ。この場合、マウントアダプターを装着すると富士フィルムのカメラにも使えるようになるんですけど、オートフォーカスが出来ず、手動操作になります。
健康な時からマニュアル撮影はしていたのですが、望遠レンズやマクロレンズでの接写はかなりピント合わせに繊細な動きが必要になります。自分が動いても駄目ですし、被写体が動いても駄目。でも花のマクロ撮影がどうしてもしたいので、今年も忘れな草でチャレンジしてみました。結論から言うとなんとかマニュアル・手持ち撮影出来ました。普段は使わないのですが、連射機能を使い、ピントが合った所から数枚連続で撮る事で精度があがりました。ほとんどがピントを外したものですが、その中にはあっている物もあり。何とか写せました。マニュアル操作ができないならオートフォーカスが出来るレンズを購入したり、三脚を使えばいいと思いますが、まずは手持ちの機材で何とかしたかったんです。お金もかかるし…、お金かけて撮影が出来なかったらもったいないですしね。
毎回、このブログでは大したことない話を書いていますが、脳梗塞になってこんなに不自由になるとは思ってもみませんでした。半年前までは正常に動けてたし…。でもこうやってまた一つずつ、スキルを再獲得できるのは純粋に楽しいです。いつまでもこの気持ちを忘れずに、この麻痺の身体ともうまく付き合ってみたいです。さて、今日も良い一日になりますように。
●こんな感じです。忘れな草はかなり小さい花で一輪一輪は1cmぐらいの大きさだと思います。良く見るとピント甘いかなとも思いますが、これらの写真が試行錯誤でも撮れたことは、自分にとって、また一つ撮影の幅が広がった瞬間で、とてもうれしい気持ちでした。脳梗塞後はマクロ撮影は諦めていました。それがとりあえずできたのは素直にうれしいです。