間違えてジャンクを落札。でもミラクル起こる？？と言う話。カメラレンズ購入顛末日記です。
おはようございます。管理人のTomoです。30回目の投稿になります、記念すべき内容は、最近のヤフオクでやらかしたレンズのお話です。
夜中にヤフオクは危険とこのブログでも話しておきながら眠れなくてついつい、ヤフオクを見てしまったある夜の事です。とあるレンズが目につきました。とあるレンズとは、［富士フィルム XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR］と言うちょっと長い名前のレンズ。
●参照：メーカー商品ページ
fujifilm-x.com
俗に「便利ズームレンズ」と呼ばれている、富士フィルム純正の高倍率ズームレンズです。２７ｍｍ相当の広角から２００ｍｍ相当の望遠までをカバーするレンズなんです。しかも手振れ補正機構が付いていて、雨にも強い仕様だとか。２７ｍｍ、３５ｍｍ、４０ｍｍ、５０ｍｍ、８５ｍｍ、１３５ｍｍ、２００ｍｍの7種類のレンズがあるのと同じと言うのは言い過ぎですが、荷物を減らしたい時はかなり有効なズーム域には感じます。
僕の今まで撮影スタイルだと、花の撮影の時以外、望遠レンズはほとんど使わないんです。しかも高倍率ズームは写真始めた1～2年目に1度だけ買ったことありましたが、ある程度経験してからは全く興味のわかないレンズでした。だって、本当に昔は高倍率ズームと言うと、Ｆ値も相当暗く、望遠端になればなるほど、描写が甘いと言うのが多かったんです。今はわからないのですが、僕の印象では「高倍率ズームは便利だけど、描写は甘い」と思っていました。
じゃあ、「なんで、興味ないレンズをそもそも入札したんだ！」と言う話ですよね。（笑）
まあ、それらしい理由としては、脳梗塞になって麻痺が残ったわけですが、なんとか写真を楽しみたい、「あ、それだったら高倍率な便利ズームならレンズ交換も減っていいかな？」と言う思いがありました。でも「高倍率ズームは描写甘いかもなぁ」と言う事が頭をよぎって躊躇してました。「検討はしていた」それがそれらしい理由の一つ。
でも、結論的には「深夜のヤフオク危険」と言う事なんですけど、本当の理由は深夜の寝れない中、判断力の鈍っている状態でオークションの入札をしたと言う事ですかね。もう本当に衝動的に「あ、高倍率ズームだ、あ～FUJIFILMの純正か、お、安い、とりあえず3500円くらいでポチッと」と言う単純な流れ。入札して、次の日気が付きましたジャンク品だった事を！！でも流石にオークションの期間が5日間くらいありましたし、3500円だから誰かが入札したら僕の金額は終わりと思っていた所、無事に3200円で落札となった訳です。（笑）
「使えないレンズを買ってしまった～」と言う事で、これは勉強賃と思って諦めて居ました。でも悪あがきで到着したレンズをカメラに付けてみたらズーム機構は壊れていてＡＦも不良なのですが、なんか「ＡＦ！」不良ってファインダーに警告が出るんです。警告が出ると言う事は、本体にレンズの情報が行ってるから表示が出るのではと考えました。だって本当に壊れてたらそんな警告すら出ないのではないかと思うんですよ。それこそ「ウントモスントモ言わず」と言うヤツ。もしかして少しは生きるのかもこのレンズと思いました。
で、駄目元で富士フィルムのサービスセンターにレンズ修理の依頼をしたんです。そうしたら！！修理受付の方が「もしかしたら、ズームの中の部品交換だけで直るかもなぁ…その場合は、そんなに高くはならなくて20000円くらいかも。違うかもしれないから工場でしっかり見ないと行けないけど…。」な～んて嬉しい事を言ってくれるんですよ。もう喜んで修理に出しました。「安く直るかも」とかなり期待したのは言うまでもありませんけど。（笑）
結果、レンズ修理代には最低技術料で13000円掛かるそうなんですけど、なんと今回の修理にかかった部品代は1000円でした。ジャンク品を落札した時は、ちょっと落ち込んだのですが、「部品代1000円＋技術料13000円＋消費税1400円＝15400円」と言う金額で直ってしまったのです。実際は落札金額に送料があるのでざっくり総額20000円くらいでしょうか。
ちなみにこのレンズ、ヨドバシカメラで109450円、中古でも並品で、57000円くらいなようなので、外装は綺麗とは言えませんが20000円で使えるようになったなら破格な印象です。災い転じて福となす的な感じでしょうか。あ、また調子に乗ってしまった。反省、反省（笑）本当のミラクルはジャンクと思ったらそのまま使えましたって流れですもんね。今回はアウトだったけど、判定でセーフと言う感じでしょうかね。
まあ、今回はラッキーでしたが、そうそうミラクルも無いでしょうから、本当入札は気をつけなきゃと思う次第です。本当、深夜のヤフオクは注意です。皆さんもご注意を！！（笑）最後に、今日のレンズで何枚か写しましたので写真を紹介して終わりま～す。それでは良い一日になりますように。
●望遠側が描写はこんな感じ。僕のような麻痺がある身体で２００ｍｍの望遠は手振れしやすいのですが、手振れ補正が効くのかこれなら十分いい写りに感じます。
●どこから狙ったかと言うとこんな所から写してました。（下から煽りつつ写したので歪みは出てます。）
●良く使われる画角で東京駅舎を写してみました。
●街角スナップもこんな感じ。
●中望遠域だとこんな感じ。
今後、このレンズで写せたらまた紹介します。まだこんなやらかしたネタがあるんです。それはその内に…懲りないもので。
