リハビリ写真生活

2021.09 脳梗塞発症。現在、右半身片麻痺があります。リハビリを兼ねて街角や花を中心に写真を写しています。ブログは、手のリハビリを兼ねて始めました。  たわいのない話ばかりですが、よろしくお願いします。

自分は今まで薄情で感謝が足りないなぁと思った話。

 おはようございます。管理人のTomoです。身体に麻痺が出てから世の中を見渡すと色々な原因はあると思いますが、お身体の不自由な方が多い事に気づきます。今日はそんな気づきの中での自分の心境の変化をお話しようかと思います。

 脳梗塞後、道を歩いていると、すごく目に付くようになったのが、身体の不自由な皆さん。急に増える事は無いですから、以前から町にはそう言う人が多くいらしたんだと思います。仕事をしていても、お客様に身体の不自由な方が来店される訳ですが、その時「あ、この方のお身体悪かったんだっけ?」って思うんです。でもその方は前から具合いが悪かったんです。以前の僕はその場は心配をするのですが、やはり他人事なせいか、しばらくすると忘れてしまっていたんですね。それを思うと僕は自分の事ながら、相当、薄情だったなぁって愕然としました。

 そんな薄情な僕なのに、お客様はありがたい事に店とお客と言う関係なのに、家族に対して話すように、自分の経験や今の生活体験などを元にして励ましてくれるんです。僕は本当に感謝しかなくて、今までの自分の根性と言うか、上っ面だけの対応しか出来てなかった事に恥ずかしい思いをでいます。病気になったから急に性格が変わるわけでもないですし、僕は聖人のように出来た人間ではないですけど、とにかく今までの自分は本当に自分勝手な考えで生きてきたんだなぁと思う訳です。

 脳梗塞を発症して、退院するまでに僕一人に関わってくれた人の多かったこと、また退院した後もそうです。一人ではまともに生活や仕事も出来ません。家族や友人、仕事のスタッフ、病院関係者のみなさん、先ほど書いたようにお客様まで僕を気に掛けてくれます。そう言う温かい助けの中でやっと生活が出来るありがたさにもっと感謝しなきゃと思う訳です。

 先ほども書きましたが、病気になったからと言って、急には性格は変わりませんが、今日の自分よりは明日の自分の方が感謝を持てたらいいなぁと思うようになりました。なんか取り留めもないのですが、そんな事を最近考えていた次第です。今日はこの辺で。

●記事にはあまり関係ない写真ですが、世界では戦争が起きてます。日常を写真に納められるだけでも平和に感謝だなぁと思います。

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[街角/Yokohama/RICOH GR3