身体障害者手帳取得へその②
おはようございます、管理人のTomoです。今日は身体障害者手帳取得へシリーズの続きです。
木曜日にリハビリ病院で身体障害者手帳申請の為の診断を受けてきました。問診や身体の動きのチェックなどをして、診断された結果は、身体障害者としては、2級相当との診断でした。そこで2級がどの程度なのかと言う事になります。僕も言われてもさっぱりよくわかってませんでしたので簡単に調べてみました。
まず、障害者手帳の対象となる物として以下の種類があります。
●視覚障害
●聴覚又は平衡機能の障害
●音声機能・言語機能又は咀嚼機能の障害
●肢体不自由
●心臓・腎臓又は呼吸器の機能の障害
●膀胱・直腸又は小腸の機能の障害
●ヒト免疫不全ウィルスによる免疫機能の障害
一言、身体障害と言ってもこんなに種類が分かれていることに驚いたのと内容も多岐にわたるんだと言う印象です。細かい内容に関してはここでは省きますが、1級から7級まであるようで、身体障害者手帳が出るのは6級からだそうです。1級がもっとも重い等級になります。僕は2級相当と言われたので、案外上の等級と言う印象でしたね。自分が思っているよりやはり麻痺は重いんだなと再認識した次第です。やはり少しは軽いと思いたいですからね。
2級の項目を見ると、色々な条件が並んでいますが、「上下肢の機能に著しい障害を有するもの」と言う項目がありますからそれに該当したのかもしれません。とにかく2級相当と言う事みたいです。ただ、先生の診断、意見書だけでは決定されないようで、役所に届けた時に、審査の結果に寄るので、等級は変わる事があるとは言われました。
さて、手続きに戻ります、最寄りの区役所の担当窓口に行き、障害者手帳の申請をしたい旨を伝えた所、親切に対応してもらいました。僕のやる事は、病院の診断書と、4×3の顔写真の提出だけ、あとは簡単な説明を聞きます。唯一?僕の方で決断を迫られたのは、「手帳の種類をどうするか?」と言う事。従来の紙タイプとプラスチックのカードタイプがあるそうです。神奈川県や横浜市は紙の手帳から、健康保険証のようにプラスチック製のカードタイプも選べるようになったそうです。僕はどちらがいいのかわからなかったので、利便性がよさそうなカードタイプを選択しました。カードタイプのデメリットを聞きましたが、”障害名が見える所に書いてある”とか、”発行に時間がかかる”と言う事だけとの事でしたので、保険証のような物であれば、カードタイプがイイかなと思った次第です。でもちょっと注意なのはカードを採用している都道府県、市町村はカードを発行してくれるそうなんですけど、対応してない行政もあるようです。気になる際は担当の役所の窓口に聞いてみてください。
さて、そんなこんなで、書類は無事に提出しましたが、判定・手帳発行に大体2か月かかるそうです。さらにカードタイプは2週間プラスだとか。案外かかりますね。出来上がるまでは待つしかないですね。
手帳の取得の話を病院で聞いて、正直複雑な心境でした。半年前まで何不自由なく生活していたのにと…。なかなか割り切れない気持ちですが、自分の身体を見たり動きを見ると仕方ないと思えてきたのと、今後の治療や補装具の作製に必要と言われると取得するしか道はありません。前向きにとらえていこうと思います。
*後日の話。2023年6月までと期限付きでしたが、身障者手帳を取得しました。期限付きとなったので、なんとか期限内に麻痺が軽くなるといいな。
●今日の写真は、みなとみらいの夕景です。桜が満開の頃のみなとみらいもきれいでした。