リハビリ写真生活

2021.09 脳梗塞発症。現在、右半身片麻痺があります。リハビリを兼ねて街角や花を中心に写真を写しています。ブログは、手のリハビリを兼ねて始めました。  たわいのない話ばかりですが、よろしくお願いします。

麻痺のある体で写真を楽しむ為に再認識している事・シャッタースピードについて。

 おはようございます。管理人のTomoです。麻痺のある体になっても写真を楽しみたいので、今ある機材でも撮る時に不都合を少なくしたくて、基本を再確認してます。今日はその中でシャッタースピードの話。

 あ、そんなにテクニック的な事を話すわけでもないんです。右半身に麻痺があるので、普通の人よりかはカメラを持って写すと手振れが起きやすいかなと思います。その割に、手振れ補正の無い、FUJIFILM X-T3を使っていますけど。(笑)手振れ補正の無いカメラは現在はあまり好まれませんが、昔を考えるとフィルム時代は、後期の方には無いわけではなかったけど、ほとんど手振れ補正の類はありませんでした。では、昔はどうしてたのか?
 まず基本は、しっかり脇を絞めてカメラを構えて、肝はシャッタースピードだったなぁと思い返しました。僕の個人的な見解ですが、高画素のデジカメになってからフィルム時代より手振れは起こりやすくなっていると言うか目立ちやすくなっているのかなと思います。やはり写り過ぎると言う事なのかもしれません。失敗まで写してしまうと言うか粗まで写ると言うか…。
 
 話を戻して、「手振れ防止にはシャッタースピードを出来る限り早めに」これが基本だと思います。ちなみに手振れをしにくくするシャッタースピードは以下のような公式が昔からあります。

 *手振れしにくいシャッター速度=1/レンズ焦点距離  (例)50mmレンズの場合 最低でもシャッタースピードは1/50秒以上を確保した方がいい事になります。

 と言われていますね。フルサイズの場合はレンズのmm数そのままがシャッタースピードになります。ただ気を付けないと行けないのは、APS-Cのセンサーの場合は1.5倍以上必要になりますし、マイクロフォーサーズなら2倍以上必要になります。なので例えばマイクロフォーサーズ規格で100mmのレンズは換算で200mmになりますから、シャッタースピードも1/200以上が必要になります。

 僕はFUJIFILMAPS-Cのカメラを使っていますので、レンズの焦点距離に最低でも1.5倍~2倍した数字のシャッタースピードを意識しています。(ただ、シャッタースピードは、光の量で左右されます。暗いと遅くなったりとか…。ではそのシャッタースピードを確保するにはどうしたらいいかと言うのは、話が深くなるのでここではしません)とにかく早ければそれだけブレのリスクも減りますからね。と、身体が麻痺になってからそんな基本的な事が大切だなぁと痛感しているとい話でした。やはり仕事でも趣味でもどんな事でも基本をおろそかにすると駄目なんだなぁと言う事でしょうかね。

●この写真はXF35mm F1.4Rと言うレンズを使いました。APS-C規格なので1.5倍して、53mmとなるレンズです。なので、シャッター速度は約1/60以上あれば手振れリスクが減ります。この写真の時は風で葉が揺れていたのもあったので、風の揺れにも負けないように出来るだけ早いシャッター速度を確保して風で揺れてブレるリスクを減らそうとしました。

FUJIFILM X-T3+XF35mm F1.4R シャッター速度1/960