リハビリ写真生活

2021.09 脳梗塞発症。現在、右半身片麻痺があります。リハビリを兼ねて街角や花を中心に写真を写しています。ブログは、手のリハビリを兼ねて始めました。  たわいのない話ばかりですが、よろしくお願いします。

脳梗塞になったあの日の事。

 おはようございます。退院して約1か月半になります。無事に社会復帰できましたが、疲れ易く、丸一日働くと体調不良になってしまいます。一番困っているのは安眠が出来ない事でしょうか…。2~3時間で目が覚めてしまいます、時には夢であの日の事を見るのです…。

 2022年9月8日、この日は一生忘れないかもしれません。僕が脳梗塞になって入院した日なんです。

 7日の昼間、仕事で電話をしていた時、話してる内容が頭に入ってこなくなり、自分でも明らかに呂律が回らないのがわかりました。立って電話をしていましたが、力が入らず、堪らず近くの椅子に座ったと言うか倒れこんだ…そんな感じ。うまく説明できないけど、すごい冷や汗で今まで生きて来た中で大げさに言って生死を考えるくらい尋常ではなかったのを覚えています。

 その時は、3分もしないで、落ち着いたのですが、周りがおかしいから病院へと言うので、自力で隣町の脳神経外科のクリニックへ行きました。MRIを撮っても異常なし、医師から「年齢的に若いから大丈夫だと思います、ただおかしかったら躊躇せず救急車を呼ぶように」とだけ言われて薬も無しで診察は終わりました。僕も無知過ぎたのですが、その頃にはなんともなかったので、疑う余地もありませんでした。本当は大きな病院を紹介してもらうとか、何か薬をもらうべきだったかなと後悔してます。
 そんなこんなで仕事に戻りましたが、なんかふわふわしたと言うかおかしいので、とりあえず目先の仕事を全て片付けて休むことにしました。その日は寝るまでいつもと変わらなかったのですが、念の為、枕元にスマホを置いて寝ました。
 
 午前0時頃だったでしょうか。その瞬間は突然やってきました。寝ていましたが、気持ち悪さと冷や汗で起きました。とにかく身体に力が入らず、スマホで119番すら押せません。そうこうしてる内にどんどん体の自由がなくなっていきました。「尋常ではない!」朦朧とする意識の中で、そんな事を思いましたが、「生きなきゃ」と思ったら火事場の馬鹿力ってあるのでしょうかね、動けないはずの体がなんとか動いたんです。持てる力で声を上げて、家族に救急車を呼んでもらいました。冷静に今考えるとよく動けたし、声が出たなって思います…。
 家族が救急車を呼ぶ電話の声を横で聞きつつ、「このまま死ぬのかな…」「救急車来たら助かるのかな」ってはっきりしない頭で思ったのを覚えてます。そこからは病院に3か月半ほど入院するのですが、お陰様で命は助かりました。
 
 長くなってきたので、入院生活の話などは、また今度にでもと思いますが寝ててもあの日の事を思い出してよく眠れないと言う日々です。根底に再発の恐怖があるのです。でも今日もブログ更新できました。生きてる証拠です。(笑)

 皆様、良い一日になりますように。

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[街角]Yokohama

SONY α7Ⅱ
TAMRON 28‐75㎜ F2.8